【 新着情報 】 ・2023年8月 第5回展示会 (9作品の展示) 新作 (14作品の展示) ・2022年9月 新しいメッセージを追加 ・2022年5月 第4回展示会 (8作品の展示) 新作 (8作品の展示) ・2020年5月 第3回展示会 (12作品の展示) ・2019年1月 第2回展示会 (15作品の展示) うるし工房のお知らせ追加 ・2018年6月 うるし美術館ホームページ開設 第1回展示会 (9作品の展示、10作品の頒布) |
< 管理人よりメッセージ > 「japan」と小文字で表せば、「漆」または「漆器」のことを意味します。 漆器は古代より日本人の生活とともに発展してきました。 この「藤澤保子うるし美術館」は、日本伝統の漆工芸のよさをお伝えする美術館です。 私も、実際に藤澤保子さんのつくられたスプーンや器を使っていますが、ほんとうに生活が豊かになります(少しもったいないなと思いますが)。 ご存じのように、本来、漆工芸は、木地師(きじし)、塗師(ぬし)、蒔絵師(まきえし)など、職人の分業制で行われてきました。浮世絵版画での絵師、彫師(ほりし)、摺師(すりし)という分業制と同じです。 保子さんは、デザインから木地づくり、塗り、蒔絵(まきえ)、螺鈿(らでん)細工まで、すべての工程をたった一人で、時間をかけて丁寧につくられる稀有な作家です。 また、漆はすべて日本国内で採れたものが使われていますし、胎(たい)となる木地、蒔絵で使う金銀粉、螺鈿で使う貝や、塗りで使う刷毛に至るまで、厳選された素材と道具が使われています。 この美術館では、実際に手に取って間近で見ることはできませんが、より多くの方々に、ほんもののよさを知っていただければと思っています。 藤澤保子うるし美術館 サイト運営責任者 きたずみきよこ |